巣立ちの春 上伊那の高校で卒業式
3月に入り、卒業式シーズンを迎えています。 1日は、上伊那の3つの高校で卒業式が行われ、生徒達は慣れ親しんだ学び舎を後にしました。 上伊那のトップをきって、辰野高校、高遠高校、赤穂高校で卒業式が行われました。 このうち、高遠高校では今年度92人が卒業を迎え、新井正紀校長から、各クラスの代表に卒業証書が手渡されました。 新井校長は「人生の明確な志を持ち、一度や二度の失敗を恐れず自分の知恵と努力で未来を切り開いてほしい」と式辞を述べました。 卒業生を代表して平岩誉之さんは、高校生活を振り返りながら新たな道へ踏み出す決意を述べました。 式の後、各クラスでは最後のホームルームが行われました。 3年C組では、担任の宮下翔教諭から一人一人に卒業証書が手渡されました。 証書を受け取ると、生徒はクラスメートに感謝の言葉を伝えていました。 高遠高校では、47人が大学や専門学校などへ進学、33人の就職が決まっています。 就職希望者のうち、31人が県内、2人が県外企業に内定しているという事です。 上伊那地域のこの他の高校では、3日から7日に卒業式が行われます。