認定子ども園 市が支援へ
伊那緑ヶ丘幼稚園 移転新築を計画
伊那市山寺にある私立の伊那緑ヶ丘幼稚園は3歳未満の子どもをあずかることができる認定子ども園として移転新築する計画です。 子育て世代の支援に力を入れている伊那市は2日開会した3月議会に移転新築を支援する予算案を提出しました。 緑ヶ丘幼稚園には現在およそ45人の園児がいます。 幼稚園では3歳未満の子どもをあずかることができませんが受け入れ可能となる認定子ども園に県から今月中にも認可される見通しです。 これにともない伊那市西町の小黒川パーキング西側に移転新築する計画で定員は120人、このうち未満児は42人を予定しています。 現在子どもをあずかる時間は午前7時半から午後6時までですが認可されれば午後7時まで延長されます。 またスタッフも10人ほど増員するとしています。 市内で緑ヶ丘幼稚園とすでに認定こども園に認可されている敬愛幼稚園を運営している宮原光生理事長は「働く母親を支援したい。」と話します。 平成23年に認可された敬愛幼稚園は現在97人ほどの園児がいてそのうち31人が未満児だということです。 子育て世代の支援に力を入れる伊那市では認定子ども園としての移転新築におよそ2億2,000万円を補助する予算案を市議会に提出しました。 新しい緑ヶ丘幼稚園は来年4月の開園を予定しています