就活スケジュール変更後初の企業説明会
就職スケジュール変更後初めての上伊那地区企業説明会が、6日伊那市の伊那市民体育館で開かれ、地元就職を希望する学生が参加しました。 上伊那地区企業説明会は毎年ハローワーク伊那などが開いています。 個別企業説明会には、去年より11社多い上伊那の49社が参加しました。 説明会には既卒者を含め去年より67人多い164人が参加し、人事担当者から会社の概要や製品の説明を受けました。 今回は、5日から市民体育館隣の勤労者福祉センターで開かれている中央アルプスビジネスフェアとの同時開催です。 来年春卒業予定の学生から就活のスケジュールが変わり企業説明会の開催が3月からになったため、スケジュール変更後の上伊那での就職説明会はこの日が初めてです。 上伊那では毎年就活解禁日より2か月程遅れて企業説明会を開催していましたが、早い段階で地元企業への関心を持ってもらい、都市部の学生を地元に誘致しようと今年は解禁と同時期に開催しました。 中央アルプスビジネスフェアの会場では、駒ヶ根市出身の落語家で上伊那就活応援団長の春風亭愛橋さんよる企業ツアーが行われました。 ツアーには71人が参加し、愛橋さんの案内で会場内を周っていました。 主催したハローワーク伊那では「近年は都市部の大手企業の採用が増加しているので多くの学生に地元に帰って就職してもらえるよう参加企業を増やすなどの取り組みをしていきたい」としています。 次回の上伊那企業の説明会は、4月18日に初めて東京都の銀座NAGANOで開かれる予定です。