春の創業塾 30人が創業について学ぶ
会社を創業するまでの準備や課題について考える「春の創業塾」が、14日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 長野県では、日本一創業しやすい県づくりを進めています。 春の創業塾は、県や伊那商工会議所などが開きました。 会場には創業を考えている人など30人が訪れ、事業計画を作る上でのポイントや実際に開業した人の話を聞きました。 平成24年度の創業塾に参加し、その後故郷の伊那市新山でパン店を始めた根橋麻里子さんは、自身の体験談を話しました。 根橋さんは、「ドイツ生まれのパンなどの他の店にはないキーワードが必要。還元率の高いポイントカードを作り、再来店してもらえるよう工夫している」と話していました。 県では、融資制度の拡充や中高生への起業家教育を進め、創業しやすい環境を作っていきたいとしています。