日影の坂道「緑の虹坂」に
伊那市日影の「日影の道に愛称を付けよう会」は地区内の通りに名前を付けています。 日影区新子から東部中学校へ通じる坂道が「緑の虹坂(みどりのかけはしざか)」に決まりました。 23日は、日影の道に愛称を付けよう会の関係者と命名した東部中の関係者、およそ20人が参加し看板の除幕式が行われました。 看板は、国道361号沿いの緑の虹坂上り口に設置されました。 この坂道は、歴史的には浅く近年作られたということで名前がありませんでした。 この道に名前を付けようと、日影区が、通学路として使う東部中に命名を依頼したということです。 東部中は、東日本大震災被災地の宮城県仙台市の高砂中学校と交流していて、津波で失われた桜のかわりに、タカトオコヒガンザクラを贈りました。 両校の架け橋となった桜交流から「緑の虹坂」と名付けたということです。 看板の制作は東部中の美術部が行いました。 日影の道に愛称を付けよう会では、「大人では考えつかない発想の名前。みんなに親しまれる道になれば」と話していました。