大型紙芝居 新作「ヤマトタケル伝説」完成
「糸ぐるま」代表の久保田文子さんが制作
地域の民話を掘り起し、大型の紙芝居にして伝えている「糸ぐるま」代表の久保田文子さんは、15作目となる新作紙芝居「ヤマトタケル伝説」を制作しました。 26日、制作発表が行われ、長谷保育園の園児や地元住民が新作の紙芝居「ヤマトタケル伝説」を鑑賞しました。 久保田さんは長谷など地元に伝わる民話を題材に切り絵の紙芝居を作り伝えていく活動を35年前から行っています。 今回の作品は、山梨県北杜市に伝わるヤマトタケルが植えたとされる桜の伝説と、長谷でヤマトタケルが大蛇を退治したとされる伝説を、ひとつの物語として構成したものです。 長谷には、ヤマトタケルが倒した大蛇の血で赤く染まった川を「赤河原」と呼び、大蛇の首は熱田神社に祭られたとの伝説があります。 久保田さんは来月長谷中学校での上演を予定しているほか、山梨県の北杜市でも上演したいと話していました。