長寿願い延命地蔵尊例祭
御詠歌を奉納
箕輪町沢の西光寺で延命長寿や子孫繁栄を願う延命地蔵尊の例祭が21日行われました。 例祭では仏教会の会員が仏の教えを曲にのせて唱える御詠歌を奉納しました。 西光寺の延命地蔵は260年ほど前に高遠町の石工、向山重左衛門が建立したもので箕輪町の有形文化財に指定されています。 ふくよかな顔と大きな耳が特徴で重左衛門が生涯に100体ほど作った石仏の中でも傑作とされています。 この延命地蔵にお参りをすると長寿のほか、病気の治癒、子宝に恵まれるなどのご利益があるいわれています。 竹花祐栄住職は「仏教には苦楽のどちらにも偏らない中道の教えがある。 身近にあるお地蔵様を心の拠り所とし、日々の生活をつつがなく過ごしてもらいたい。」と話していました。