地蜂にも春の訪れ
4月下旬並みの陽気 自然に放つための作業
28日の伊那地域は、最高気温19.3度と4月下旬並の陽気となりました。 伊那市福島の地蜂愛好家小木曽大吉さん宅では、人工的に越冬させた地蜂を自然に放つための作業が行われました。 28日は、地蜂愛好家らが小木曽さん宅に集まり、人工越冬の為に土の中に作った室から女王蜂が入った箱を取り出していました。 小木曽さんは、蜂追いを楽しみながら地蜂の保存にも力を入れていて、去年11月におよそ3,000匹の女王蜂を越冬させました。 箱から出した後、生きているものを小箱に移し替えていきます。 3,000匹のうち生きているのは1,000匹ほどで、そのうち今年も巣を作ることができるのは100匹程度だということです。 28日は、小木曽さんの知人4人が訪れ、女王蜂を譲り受けていました。 中には、滋賀県から来た人もいました。 女王蜂は、気温が20度以上になった日に自然に帰すということです。 自然に放された女王蜂は、GWごろから巣を作りはじめ、6月末には蜂おいが楽しめるということです。