宮城県仙台市高砂中学校の教諭が東部中を訪問
東日本大震災後、タカトオコヒガンザクラの苗木を贈った縁で伊那市の東部中学校と交流している宮城県仙台市の高砂中学校の教諭が14日東部中を訪れ、震災直後の様子や桜について報告しました。 東部中学校を訪れたのは、高砂中学校の小野寺篤教諭と南羽拓海教諭です。 2人は、おくられた桜の名前を書いたのぼり旗を東部中の生徒に手渡しました。 高砂中に植えられていたソメイヨシノが津波で枯れてしまったのを知った東部中がタカトオコヒガンザクラの苗木を贈ったのをきっかけに、両校の交流は4年目を迎えます。 これまでインターネット上のテレビ電話などで交流をしてきましたが、直接感謝の気持ちを伝えたいと思い、今回東部中を訪れたということです。 池口正博校長は「先輩たちが始めた桜プロジェクトを通して今後どんな交流ができるかを考えてもらいたい」と生徒達に呼びかけました。 高砂中に植えられた桜、「未来(みち)」と「希望(あかり)」は、3日に開花し現在満開だということです。 桜は順調に成長していて、年々開く花も増えているということです。 今年の8月には、東部中の生徒が高砂中を訪れる予定です。