高遠城址公園観光客を踊りでおもてなし
伊那市高遠町の高遠城址公園では、花見ムードを盛り上げようと15日、踊りやさくら茶のサービスが行われました。 南ゲート付近では、高遠小学校の6年生42人が、武田信玄の5男・仁科五郎盛信と織田軍との戦いを表現した舞、「孤軍高遠城」を披露しました。 高遠小学校では、3年前から花見に訪れた観光客をもてなそうと、子ども達が発表を行っています。 15日は桜の下、小雨の降る中、子どもたちが堂々と踊りを披露していました。
高遠城址公園観光客をさくら茶でおもてなし
また、公園三の丸では、伊那市商工会女性部高遠支部のメンバーが、公園を訪れた観光客に、さくら茶を振る舞うサービスを行いました。 さくら茶は八重桜の塩漬けにお湯を注いだものです。 2,500杯のさくら茶と、名物の高遠まんじゅう300個が用意されました。 この日の伊那地域は雲が多く気温が上がらず、訪れた観光客は、温かいさくら茶のもてなしに喜んでいました。 さくら茶のサービスは30年前から行われていて、女性部では「高遠を訪れた人たちに、少しでもいい思い出になれば嬉しい」と話していました。 用意されたさくら茶は、2時間程で無くなったということです。