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仲仙寺開創1200年 秘仏本尊御開帳

仲仙寺開創1200年 秘仏本尊御開帳

 伊那市西箕輪の仲仙寺開創1200年を記念した御開帳が18日から始まり、43年ぶりに秘仏本尊の十一面観世音菩薩が公開されました。  18日は本堂で開闢法要が行われ、上下伊那の天台宗の住職や総代、地域住民が見守る中、厨子が開かれました。  秘仏本尊の十一面観世音菩薩は、高さおよそ70センチ。  頭の上に11の顔があり、喜びや怒りなど11の姿を表すとされています。  本来は60年に一度の御開帳の時しか見ることができませんが、今回仲仙寺の開創1200年を記念して特別に公開されました。  仲仙寺は平安時代の816年に慈覚大師により開山されました。  法要が終わると早速参拝客が訪れ、秘仏に手を合わせていました。  参道では稚児行列が行われました。  華やかな衣装を身にまとった檀家の家の子ども達18人の他、地域住民などおよそ120人が練り歩き、御開帳に花を添えました。  仲仙寺の御開帳は5月8日まで行われます。  時間は午前9時から午後5時までで、拝観料は300円です。  期間中は客殿で寺に伝わる宝の展示会が開かれる他、4月26日と5月3日には羽広獅子舞の奉納が行われます。  

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