南アルプス林道バス 運行開始
伊那市営南アルプス林道バスの運行が25日から始まり、春山シーズンが開幕しました。 25日は、標高1680メートルの歌宿までが開通しました。 伊那市長谷の南アルプス林道バス営業所では、テープカットで運行開始を祝いました。 林道バスは、今日から6月14日までは歌宿までの運行で、6月15日からは北沢峠までとなります。 1日4便の運行です。 標高1,680メートルの歌宿では、市や山岳関係者などおよそ40人が参加し南アルプス北部開山祭が行われました。 伊那市教育委員会の北原秀樹教育長は、「施設整備や食害対策、救助体制など万全を期すべく努力していきたい」と話していました。 開山祭では、伊那フィルハーモニー交響楽団所属者でつくるイーナちゃんカルテットが弦楽四重奏を披露しました。 林道バスの昨シーズンの利用者は、11月15日までの205日間で5万888人でした。