旧陸軍伊那飛行場の歴史学ぶ
長野県強制労働調査ネットワーク
県内の戦争に関する調査研究を行っている住民グループ、長野県強制労働調査ネットワークは26日伊那市を訪れ旧陸軍伊那飛行場の歴史などについて学びました。 26日はネットワークのメンバーおよそ20人が伊那市の上の原公民館で旧陸軍伊那飛行場に詳しい久保田誼さんの話を聞きました。 久保田さんは「伊那飛行場は昭和18年伊那市上の原に、本土決戦に備え特攻隊員養成などを目的につくられたものだ。」と話していました。 また飛行場建設のため軍が土地を強制的に取り上げたことや、住民のほか朝鮮人が労働力として動員されたと説明していました。 久保田さんは太平洋戦争が長引いていれば伊那も空爆にあっていたかもしれない。」と推測していました。 県強制労働調査ネットワークは強制労働は人道に対する罪であり戦争犯罪だと考えている。 その真相を究明し歴史認識することが大切だとしています。