50年の森林ビジョン 専門部会立ち上げ
伊那市内の森林の将来像を描き市民とのかかわり方を定める「50年の森林(もり)ビジョン」の策定委員会が13日、市役所で開かれ、市側からビジョン策定の提案や理念、目標などの案が示されました。 委員会では、現状を把握すると共に、今年度から50年間の山や森のあり方、市民とのかかわり方について検討を行っています。 3回目のこの日は、市側から、ビジョン策定への提案や、理念、目標案が示されました。 策定への提案では、50年の森ビジョンを紹介する冊子の作成を計画しています。 冊子には、50年後に森林を利用、活用、保全する、現在の小学生から大学生のメッセージを掲載する案が示されました。 対象となるのは小学6年生から大学生までとしています。 理念と目標は、それぞれ6案が示されました。 案に対し委員からは、「伊那市独自の目標が良い」「プラスの表現が必要」など意見が出されました。 理念と目標は、50年の森林ビジョンで最も重要なポイントとなるため今日は、3人ずつで専門部会を立ち上げ、10年間の骨子を作り上げることが決まりました。 次回の伊那市50年の森林ビジョン策定委員会は、10月に開かれ、専門部会が示す、理念と目標、実行計画などを議論することになっています。