新宿榎町地区の関係者が伊那を訪れ自主防災学ぶ
狐島区が取り組みや事例発表を行う
伊那市の友好都市、東京都新宿区の榎町地区町会連合会の役員が16日、伊那市を訪れ、狐島区の住民から自主防災会の取り組みについて話を聞きました。 16日は、榎町地区町会長ら28人が伊那市を訪れました。 榎町地区は、新宿区の北東部に位置し、史蹟や文化財の多い地区です。 全27町会で構成していて、町会数は新宿区で3番目に多くなっています。 人に優しい街づくりを目指し防災にも力を入れています 意見交換会は、自主防災に力を入れている狐島区の活動を知った連合会が伊那市と狐島区に依頼し、実現しました。 狐島区では、住民一人ひとりが区や警察、消防などに頼らない防災に強い街づくりを進めています。 去年12月には、区内の保育園と小学校と連携する応援協定を結んだ他、今年1月からは災害対応の専門部隊を設置しています。 16日は、これまでの取り組みや事例発表などを行いました。 榎町地区の住民らは、17日まで伊那に滞在し、市内の酒蔵見学や高遠歴史博物館の見学などを行うということです。