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高遠第2・3保育園児 馬耕を見学

高遠第2・3保育園児 馬耕を見学

 伊那市高遠町の農家、林亮さんが、馬を使って田んぼを耕す馬耕を園児に見てもらおうと20日、高遠第2第3保育園の園児を田んぼに招待しました。  今ではほとんど見ることがなくなりましたが、馬耕は、昭和30年代頃まで実際に行われていました。  馬耕で3aの田んぼを耕したのは、伊那市高遠町の農家、林亮さん33歳です。  保育園から2キロほどを歩いて園児も到着し、農耕馬に声援を送っていました。  林さんは、4年前の東日本大震災で、機械を動かす電気や燃料などが不足したことから、いざという時のために、今回初めて馬耕に挑戦し、自分の子どもが通う保育園を招待しました。  この日は、伊那市高遠町で馬の調教をしている、「うまや七福」から、10歳のオーストリア産の農耕馬、オスのビンゴを借りてきました。  背中に、スキと呼ばれる道具を取り付け、力強く引っ張っていました。  この日は、地元の人たちも農作業の手を休めて、昔懐かしい馬耕を見学していました。  休憩時間には、農耕馬のビンゴに園児が草や人参をあげていました。  耕した田んぼは、水を張り、農耕馬にクワを付けて代掻きを行うということです。

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