伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
111/(金)

ニュース

西山地域のシカ対策重点に

平成27年度伊那市有害鳥獣対策協議会

西山地域のシカ対策重点に

伊那市の有害鳥獣対策協議会の総会が22日市役所で開かれ、昨年度のニホンジカの捕獲数や被害額が報告されました。 ニホンジカの捕獲数量は、年々減少傾向にあり、昨年度は、2,155頭で、前年度に比べ400頭ほど減りました。 農作物被害は、3,117万円で、ほぼ前年度並みです。 このうちシカによる被害は、65%、2,000万円を占めています。 高遠町地区では、年々捕獲数が減っていて、高遠町猟友会では、「個体数が減ってきていると感じる」と話しています。 一方、西山地区では、目撃数も増加していて、伊那猟友会は、範囲が広く大量捕獲は難しいとしています。 協議会では、今年度西山対策を重点に掲げ、防護柵の設置などに330万円を予算に盛りました。 防護柵を設置することで、ワナによる捕獲もしやすくなるということです。 協議会では、今年度ニホンジカの皮の利用研究も始めます。

前のページに戻る 一覧に戻る