造形作家天野惣平さん 作品展
伊那市高遠町出身の造形作家、天野惣平さんの作品展が、伊那市高遠町の旧三義小学校芝平分校で開かれています。 廃校の教室を使った会場に置かれているのは、麻で1つ1つ形を作って並べた作品です。 天野さんは高遠町出身の61歳で、武蔵野美術大学を卒業後、テンペラやフレスコなどの技法を学ぶためイタリアに留学しました。 帰国してからも油絵を中心に作品を手がけ、15年程前からは立体作品をつくっています。 この会場での作品展は9回目で、廃校となった学校の教室の空間や周りの自然と合わせて作品を展示しているということです。 作品に題名はなく、見る角度や時間帯、見る人の感性でそれぞれ違った捉え方をしてもらいたいと話していました。 天野惣平さんの作品展は27日まで、伊那市高遠町の旧三義小学校芝平分校で開かれています。