住民14人 元伊那市議の男性を告訴へ
元伊那市議会議員の男性に対し貸した金が返済されず、詐欺の疑いがあるとして、市内の住民14人が伊那警察署に告訴状の写しを27日提出しました。 告訴状を提出した伊那市内に住む14人は、元市議会議員の男性に対し、去年2月から5月にかけ合わせて2670万円を貸したという事です。 元市議の男性は、金を借りる時に「東京にいる次男が土地を買うため資金が必要」、「次男の裁判で急なお金が必要」などと言い、一人当たり50万円から320万円余りを借り、いまだ返済していないという事です。 その後、住民らが返済を求めると返済計画は示されるものの実行されず今日に至っているということです。 元市議の男性は取材に対し、この事実を認めています。 住民らによると元市議は告訴した14人の他にさらに34人からおよそ5000万円余りを借りているという事です。