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若手作家による高遠エフェクト 始まる

会期中 作家によるワークショップ・イベントも予定

若手作家による高遠エフェクト 始まる

 7人の若手作家によるアート展 高遠エフェクトが、28日から、伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まりました。  28日は、7人のうち5人の作家が美術館に集まり、オープニング式典が行われました。  この高遠エフェクトは、伊那市高遠町出身で、現在は横浜市在住の染色家・藤沢 まゆさんと、中川村在住の画家・北島 遊さんが、地元で若手作家の展示会を開きたいと企画し、伊那谷ゆかりの作家や共感しあえる仲間に声をかけ実現しました。  藤沢まゆさんの作品は、日本の染色の伝統技術を用いて染めた絵がキャンバスを飛び出して展示されています。  繊維を使うアーティスト高須賀 活良さんの作品は、様々な自然の草花で染めた織物を展示しています。  伊那市出身で、さいたま市在住のムカイヤマ達也(たつや)さんは、油彩画を展示しています。  坂巻 弓華さんの作品はドローイングで、日記のように、思いや感じたことをつづっています。  神奈川県出身の大石 真央さんの作品は、綿や羊毛を使ったものです。  中川村在住の北島遊さんは、地元中川の風景を描き出しました。  北海道出身で、名古屋市在住の齋藤 麗さんは、紙とロウを使って高遠を表現しました。  展示会に参加しているのは、20代から30代の若手作家で、既成概念にない新しい表現を見てもらいたいと、美術館に今回の企画を提案しました。  会期中の週末は作家による、ワークショップ・イベントが企画されています。  6月20日と21日には染色教室やライブペイント、7月11日と12日には、コンサートやオリジナルグッズづくりなどが行われます。  大石さんの作品をかぶって、展示ケースの中で写真撮影できる企画もあります。  この高遠エフェクトは、7月12日(日)まで信州高遠美術館で開かれていて、入館料は一般500円となっています。

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