TPP交渉 全力で取り組む
JAや農業関係団体などでつくる上伊那農政対策委員会の集会が3日、伊那市のJA上伊那本所で開かれ、TPP交渉などの課題について全力で取り組むとした特別決議が行われました。 集会には、JAや農業関係者などおよそ150人が出席しました。 特別決議は、満場一致で承認されました。 決議では、「TPP交渉は、6月末にも閣僚会合での大筋合意を目指し調整を進めていて、交渉は重大な局面を迎えている。 また、上伊那農政対策委員会は、TPP交渉に関する国会決議など明確な情報開示の実現に向け、地域の関連する団体と連携し、組織の総力を挙げて全力で取り組む」としています。 JA上伊那の御子柴茂樹組合長は、「TPPは国の進める地方創生に対し、逆行していると言わざるを得ない。県や国に向けて農家の声を届けるため全力で取り組む」と話しました。