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2011/(水)

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白山社の斉田で御田植祭と田植え

白山社の斉田で御田植祭と田植え

伊那市東春近の白山社が所有する、神に供える米を栽培する田んぼ「斉田(さいでん)」で、豊作を祈願する御田植祭と田植えが5日行われました。 この日は田原の田んぼで御田植祭が行われ、氏子総代の役員8人が出席し今年の豊作を祈願したあと田植えを行いました。 伊那市東春近の白山社は神社近くに田んぼを所有していて、この田んぼを神社の名前で登記しています。 神に供える米を栽培する田んぼは「斉田」と呼ばれていて、斉田を神社の名前で登記しているのは全国的にも珍しいということです。 白山社の花畑樹彦宮司によりますと、白山社の御田植祭は明治時代から行われているということです。 この日植えた米は「イセヒカリ」という品種で1989年に三重県の伊勢神宮の田んぼで発見されたものです。 白山社では去年から伊勢神宮からもらったイセヒカリの種もみを植えていて、去年はおよそ40キロを収穫したということです。 この日に植えた米は、10月上旬に収穫し、半分は白山社に供え、残りの半分は区の住民で味わうということです。

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