大芝高原で自然観察会
ササユリ見ごろ
南箕輪村の大芝高原みんなの森で14日、自然観察会が開かれました。 観察会は、高原内の山野草の保護活動に取り組んでいる住民有志「大芝高原親林自然保護の会」が毎年この時期に開いているもので、およそ50人が参加しました。 大芝高原内ではこの時期、ギンリュウソウやチゴユリなどの植物の他に、県の希少野生植物ササユリが群生しています。 ササユリは、ユリ科の球根植物です。 10年ほど前、大芝高原内に80株ほどあったササユリは、踏み荒しなどにより平成20年には37株にまで減りました。 保護の会では、柵の設置や生育に適した環境づくりなどを進めた結果徐々に数が増え、今年は502株が確認されています。 参加者らは、見ごろとなったササユリを写真に収めていました。 大芝高原内ではこの他に、コアジサイも見ごろとなっています。