市内の土砂災害危険か所をパトロール
伊那市と伊那建設事務所は、6月の土砂災害防止月間にあわせて、市内の土砂災害警戒区域にある緊急指定避難場所のパトロールを17日行いました。 パトロールには、伊那市や伊那建設事務所、消防、警察などから20人が参加しました。 高遠町では、5か所、西箕輪では、3か所の緊急指定避難場所をパトロールしました。 このうち、土砂災害警戒区域に指定されている高遠町藤沢地区では、伊那市の担当者が地図を示しながら危険性や避難体制について参加者に説明しました。 避難所に指定されている荒町活動拠点施設は、土砂災害警戒区域内にあります。 荒町では、伊那市と合併以前に、土石流が発生していて、上流に砂防堰堤を設置しています。 近くには高遠第2第3保育園もあり、参加者からは、「水や土砂が流れ出る可能性がある。大人が園児を誘導するなど、避難の指示が必要」などの意見が出ていました。 このパトロールは、年に2回行われていて、次回は、台風シーズンにあわせて9月頃行なわれる予定です。