介護フォーラム
介護保険法施行から6年がたち、法律の改正などによって制度の方向性が大きく変わろうとしていることから駒ケ根市は10日「第6回介護フォーラム竏窒ォずこうみんなでやさしい老後」を文化会館で開いた。約60人が参加し、意見発表や講演などを通じて介護についてあらためて考えた。
同市町二区の下澤弘美さんは意見発表で「母親の介護をしている時は自分の中で般若と菩薩の気持ちが入れ替わっていた」と介護の苦悩を吐露した。飯島町で宅幼老所「まんてん」を運営する与曽井学さんは「認知症のお年寄りの介護に当たる人の辛さは大変なもの。地域住民が互いに支え合うことが大切だ」と訴えた=写真。
講演「105歳を共に生きて竏酎c母小倉遊亀との日々」も行われ、文化勲章受章の日本画家小倉遊亀さんの孫、森寛子さんが祖母への思いと介護について語った。