バリアフリー教室
バスの運転手を対象としたバリアフリー教室が23日、伊那市長谷の南アルプス林道バス営業所で初めて行われました。 これは、バスの運転手が高齢者や障がい者の利用客に対しスムーズにサポートできる体制をつくろうと伊那市社会福祉協議会が開いたものです。 教室には南アルプス林道バス営業所の運転手や伊那市観光株式会社の職員18人が参加しました。 サポート体験では社協の職員から、特徴を教わると、乗る役とサポート役にわかれ、リフトに乗車させました。 林道バス営業所には、10台あるバスのうち1台に車いす用のリフトが完備されていて年に利用するのは2回ほどだということです。 社協の職員は、「車いすのブレーキをすること」「声掛けをし、ハンドグリップを持って乗車させることが大切」と説明していました。 南アルプス林道バス営業所では「障害者や高齢者の皆さんにも山を楽しんでもらえるようサービスに務めていきたい」と話していました。