高品質ナンテン出荷へ
中川村の特産品
中川村の特産品、ナンテン(南天)の出荷を前に、7日夜、美里集会所で、中川花木研究会の査定会があった。ナンテン栽培農家11人が出席、JA上伊那花き担当の織田指導員から、出荷規格の変更、水揚げ処理について説明があった。
ナンテンは「難転」に通じ、枝物は正月の縁起物として生花に、実ナンテン(房)は仏花として人気がある。
中川村では15軒の農家が11日から月末までに5500本をJAを通じて、関東、関西に出荷する。ピークは実ナンテンが12日以降、枝ナンテンは20日以降になる。
査定会では従来のL、2L規格を長さの実数、120センチ、100センチ、80センチに変更。
水揚げは深水で12時間以上とし、箱詰では、緩衝材に新聞紙を入れ、落果など品質低下を防ぐとした。