箕輪町福与鹿垣常会 金山神社社殿再建
箕輪町福与の鹿垣常会(ししがきじょうかい)に江戸時代から農機具の神様として祀られる、金山(かなやま)神社の社殿が完成し28日、神事が行われました。 この日は、社殿の完成を祝い、鹿垣常会の住民およそ70人が参加して神事が行われました。 金山神社は、箕輪町福与の鹿垣常会に、江戸時代から農機具の神様として祀られていて、住民からは金山様と呼ばれ、親しまれています。 完成した神社の祠(ほこら)を囲う社殿は、平成24年3月の強風で倒壊してしまい、その後社殿をどうするか常会で何度も話し合いをして来たということです。 住民からは、「長年先人たちが守り神として信仰してきた神様をこのままにしておくことはできない」「なんとか再建したい」などの意見が出されたということです。 今年4月に金山様建設委員会を立ち上げました。 再建にかかる費用、170万円を鹿垣常会24戸で出し合うことなどを決め、社殿が完成したものです。 鹿垣常会では、「新たな社殿が完成し、伝統文化を後世に引き継いで行きたい」としています。