文化施設の職員を対象とした救急講習会
伊那市高遠町の文化施設の職員を対象とした救急講習会が2日高遠町歴史博物館地域間で開かれました。 2日は、高遠町歴史博物館、伊那市民俗資料館、高遠町図書館の職員7人が講習を受けました。 指導したのは応急手当普及員ので伊那市教育委員会の井坪聖さんです。 今年6月に歴史博物館と民俗資料館にAEDが設置されたことから、来館者の不測の事態へ対応できるようにと開かれました。 講習では、胸骨圧迫の方法やAEDの使い方を学びました。 参加者は人形を使い、実際の流れに沿って処置の仕方を確認していました。 井坪さんは、「処置の前に周りの状況を見て、自分の安全を確保してから行うことが大切。地震などで展示物が倒れてきそうな場合には、安全な場所に移動させてから行うと良い」などと指導していました。