内山節さん 伊那市内小中学校食農体験視察
東京大学講師で田舎暮らしを実践している哲学者の内山節さんは、農業体験を取り入れている伊那市の小中学校を9日、視察しました。 伊那市が内山さんに各校の様子を視察してもらい、今後の取り組みにいかそうというものです。 伊那市では、学校生活の中に農業体験を取り入れる「伊那市学校給食食農体験事業“暮らしのなかの食”」を今年度より市内全小中学校で展開しています。 内山さんは東京大学の講師を務める傍ら、田舎暮らしを実践するため、東京都と群馬県の往復生活を送っています。 訪れた4校のうち高遠北小学校では、学校近くの畑で児童が栽培している作物について職員から話を聞きました。 高遠北小学校では、高遠そばや内藤とうがらしの栽培など、地域の歴史を学びながら全校で取り組んでいるということです。 内山さんは、11月に行われる小中学校の発表にも出席する予定です。