高遠北小全校児童が「高遠そば」を学ぶ
伊那市高遠町の高遠北小学校の児童は、1年間、地元の名物「高遠そば」について学習します。 14日は、そばつゆに入れる焼き味噌用の大豆の苗を植えました。 この取り組みは、伊那市教育委員会が今年度進めている「暮らしの中の食」事業の一環で行なわれたもので、高遠北小学校では全校児童が高遠そばについて学習しています。 高遠そばは、麺つゆに辛み大根をおろしたものと焼き味噌を混ぜた辛つゆで食べるのが特徴です。 高遠北小学校では、1~2年生が大豆、3~4年生辛み大根、5~6年生がそばなどを栽培します。 14日は、1~2年生が学校近くの畑に焼き味噌用の大豆の苗を植えました。 6月の中旬に1度苗を植えましたが鹿や猿にほとんど食べられてしまいました。 そのため、防護ネットを先月下旬に設置しました。 児童たちは、スコップを使って穴を掘り、30センチ間隔で苗を植えていました。 14日植えた大豆は秋に収穫し味噌をつくる予定です。 また、6年生は薬味の内藤とうがらしの苗を植えていました。 伊那市教育委員会では、今年度、市内全小中学校で自分たちが育てたものを味わう「暮らしの中の食」事業に力を入れていきたいとしています。 高遠北小では秋に食材を収穫しそば打ちをして味わうということです。