きゅうりを備えて無病息災 瓜天王のまつり
伊那市手良中坪に伝わる「瓜天王」と呼ばれる祭りが15日、中坪八幡社で行われました。 瓜天王の祭りでは、境内に設置された仮殿にきゅうりを供えて無病息災を願います。 14日は氏子や区の役員が神事を行いました。 この祭りは、江戸時代に初物のきゅうりを食べて疫病払いをしたのが始まりとされています。 それ以来、毎年7月14日に行われています。 神事が終わると、地域住民がきゅうりを持参し、仮殿に備えていました。 訪れた男性は、「家族の健康と、今年も暑さを乗り切って農作業ができるようお祈りしました」と話していました。