松本の中学生が農家民泊
松本の中学生が21日から農家民泊体験などを行う教育旅行で伊那市を訪れています。 伊那市で県内の中学生を受け入れるのは今回が初めてです。 伊那市観光協会では3年前から教育旅行の誘致に力を入れていて、21日は、東筑摩郡朝日村の鉢盛中学校の2年生153人が訪れました。 21日から2日間伊那市に滞在し農家民泊をして農家の人と交流をしたり、工場見学などを行います。 午前中は市役所で農事組合法人田原の酒井弘道さんが取り組みを紹介しました。 酒井さんは「地域の農業をみんなで守るため平成16年に農事組合法人田原を設立した。高齢化や担い手不足などにより荒れた田んぼ等、耕作放棄地解消に向け取り組んでいる」と話していました。 この後、生徒達はグループにわかれ34軒の農家の家に向かいました。 西春近の溝上和紀さん宅では、トマトやジャガイモ、スイートコーンなどを中学生が収穫体験しました。 伊那市観光協会では今後、さらに受け入れ農家を増やしていきたいとしています。