伊那西小学校の通学路に電気柵を設置
伊那市の伊那西小学校の通学路に出没するクマの対策として、伊那西小学校や地区住民、信州大学農学部が、餌場となるトウモロコシ畑に22日電気柵を設置しました。 22日は、小学校の教諭や保護者、地区住民、信大農学部の学生およそ30人が作業を行いました。 通学路にある2か所の畑の周りに、およそ500メートルの電気柵を設置しました。 伊那西小と地区住民、信大農学部は、クマによる人への被害防止と食害対策に3年前から柵を設置しています。 伊那市によりますと、市内の今年6月末までのクマの目撃件数は9件で、去年の同じ時期は1件だったということです。 電気柵に人が誤って触れないよう、危険表示板も取り付けられました。 アースも3本設置され、漏電対策もされています。 電気柵は収穫時期の9月中旬まで設置され、管理は、信大・学校・行政で行います。