上伊那消防本部 4人が御嶽山捜索へ
御嶽山の噴火から10か月。 行方不明のままとなっている6人の捜索が29日から再開されます。 捜索にあたる上伊那広域消防本部の隊員の出発式が28日行われました。 29日から始まる行方不明者の捜索は、県警や消防などおよそ600人態勢で行われます。 上伊那広域消防本部から捜索隊に参加するのは4人で、28日は出発式が行われました。 初めに、隊長を務める原秀一さんが「御嶽山捜索のため木曽郡へ出発します」と上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に出発を報告しました。 白鳥連合長は「まだ見つかっていない6人の方。家族の方々は10か月間、心痛のおもいで過ごしたと思う。まずは自分たちの身の安全が重要。万が一の時には避難できる体制をとってもらいたい」と話していました。 長野県と岐阜県の県境にある御嶽山が去年9月27日に噴火し、57人が死亡6人が行方不明のままです。 今回出動する隊員の4人は、去年噴火後の捜索にも参加しています。 隊員たちは出発式の後、消防車両に乗り込み現地へと向かいました。 隊員たちは、29日から10日間、行方不明者の捜索にあたるということです。 捜索は29日の早朝から始まります。