伊那諏訪家畜畜産物衛生指導協会総会
伝染病早期予防を
伊那諏訪家畜畜産物衛生指導協会は30日、伊那市西箕輪の羽広荘で総会を開いた。05年度事業報告などを承認したほか、長年書記を務めてきた伊那市西春近の寺山真寿美さんに感謝状を贈呈した。
先日、茨城県で鳥インフルエンザが確認されたことを受けて、県内各地区の家畜保健衛生所も、ニワトリやアヒルを50羽以上飼育している養鶏農家などや、保育所を対象に異常の有無を確認しているが、今のところ異常は確認されていない。
会長を務める伊那市の小坂市長は「BSEや鳥インフルエンザなど、世間を騒がせている家畜伝染病は、未然に防ぐ必要があり、地域で畜産物の飼育に当たっている人々には一層予防に取り組んでほしい」と話した。
同協会は牛などに感染するヨーネ病などの早期清浄化のために、自主淘汰(とうた)や検査を畜産農家に促し、安定的経営と安全・高品質な畜産物生産支援をしていく。
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