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第33回反核・反戦・平和のつどい

長田 伊三男さんシベリア抑留体験話す

第33回反核・反戦・平和のつどい

 長野県教職員組合上伊那支部などが主催する「反核・反戦・平和のつどい」が、広島原爆の日の6日、開かれました。   会場となったいなっせ4階の上伊那教育会館には、100人ほどが訪れました。  この集いは、毎年、開かれていて今年で33回を数えます。  集いでは、辰野中学校2年3組の生徒が、平和学習で感じたことなどを発表しました。  生徒たちは、戦争に賛成と反対の立場でディスカッションしたり、安保関連法案について学習したりしてきました。  まとめとして、「これからの日本がどうなっていくか心配です。平和についてこれからも考えたい」と発表していました。  また、中国で戦闘し、4年間シベリアに抑留された経験を持つ伊那市荒井在住の長田 伊三男さんの講演がありました。  長田さんは、「シベリアでは、零下40度の極寒の中、かちかちに凍った友を、氷を割って葬った。安保関連法案が通ったならば、戦争できる国になる。 断固戦争には反対したい」と話していました。  集いでは、「これからも『教え子を再び戦場に送るな』のスローガンを掲げ、核も戦争もない平和な世界を願って平和運動を進める」などとするアピール文を採択しました。

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