市民と市議会 初の意見交換会
伊那市議会と市民の初めての意見交換会が18日伊那市のいなっせでスタートしました。 意見交換会は、平成24年4月に施行された議会基本条例に基づき21日までに市内3地区で開催されます。 初日となった昨夜は、およそ100人が参加し市議会の3つの常任委員会ごとに定めたテーマに分かれ、現状の課題や解決策などついて意見を交わしました。 このうち、経済建設委員会は「あなたが考える地方創生」をテーマに農業、商業、観光の分野ごとワークショップ形式で意見を出し合いました。 農家からは、「定年を迎えた人達を期間雇用できる仕組みを作る事で、会社務めしていた人でも農業に入りやすく、農家としても労働力確保につながる」といった意見が出されていました。 VTR 商業や観光の関係者からは「女性の起業支援」や「メディアを活用した積極的なPR」の必要性の声も上がっていました。 会場ではこの他に、総務委員会が「伊那市の将来像について」、社会委員会が「子育て支援について」をテーマに意見交換を行いました。 市議会では、出された意見について、それぞれの委員会で議論し、政策提案につなげていくと共に、ホームページや冊子にまとめ公開していく事にしています。