車いすも安全に 歩道の改修工事始まる
現地調査ふまえ伊那建設事務所が実施
車いすが安全に通行できるようにするため、歩道の縁石に切り込みを入れる工事が伊那市荒井で、19日から始まりました。 伊那市荒井の合同庁舎西交差点です。 車イスがスムーズに通過できるよう、歩道の縁石を削り段差をなくす作業が行われています。 先月、県の職員などが、実際に車いすに乗り歩道の確認を行いました。 案内したのは荒井に住む市川直哉さんです。市川さんは、買い物などで日常的に通行していて危険を感じていました。 市川さんは、「こうした取り組みを市内全域に広げてもらえれば、車いす利用者以外でも助かる人が大勢いると思う」と話していました。 伊那建設事務所では、7月の現地調査を踏まえ、きのうから歩道の工事を始めました。8月末まで、合同庁舎西交差点から伊那市駅前交差点までの7か所の歩道の改修工事を行う事にしています。