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担い手経営体・新規就農合同セミナー

担い手経営体・新規就農合同セミナー

 農業の担い手となる経営体や、新規就農者を対象にしたセミナーが27日伊那市のJA上伊那本所で開かれました。  JA上伊那では、地域農業の活性化や持続的な農業経営への取り組みを進めようと、毎年この時期にセミナーを開いています。  セミナーでは、2006年に宮田村でりんご農家として新規就農し、今年で10年目となった杉山栄治さんが実践報告をしました。  就農した当時扱っていた品種は10種類でしたが、現在では46種類のりんごを育てていて、「自分自身りんごが好きで、園の売りになると思い種類を増やした。いろんな選択肢がある今の社会の中で、りんごの中でも選択肢が広がり、りんごに特化した経営ができる」と話していました。  杉山さんは、「農家として自立するのは当たり前で、そのうえで、考え行動をして、地域の中の役割をはたして行くことが大事です」と話していました。  セミナーには、認定農業者や集落営農組織の代表者、新規就農者など180人が参加しました。

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