長谷保育園の未来を考える集い
伊那市長谷の長谷地域協議会は、長谷保育園の未来を考える集いを5日、総合支所で開きました。 地域協議会のまとめによると、平成34年度から休園となる見通しです。 集いには、地域協議会や伊那市、保育園の関係者、地区住民などおよそ30人が出席しました。 現在、長谷保育園は、60人の定員に対し、園児数は35人。 伊那市の指針では、園児数が定員の半数以下が2年続いた場合、翌年度から休園となります。 地域協議会のまとめによりますと、平成32年度には園児数が定員の半分の30人となり、34年度から休園となる見通しです。 また、現在中尾・市野瀬・杉島地区には0歳から2歳の乳幼児が1人もいません。 参加者からは、「定住促進に地域の団地や空き家を活用していったらどうか」「全国的な人口減少の中、定員の見直しも必要ではないか」といった意見が出ていました。 また、「これまでの保育園の統合はいずれも地域内で行われてきた。地域をこえての統合の是非も検討が必要ではないか」といった意見も出ていました。 地域協議会では、今回の意見をもとに、今後の対策について検討していくとしています。