第2回市章候補選定
来年3月に発足する新市「伊那市」の市章デザイン候補選定委員会が15日、伊那市役所であった。「二つのアルプスに抱かれた自然共生都市」をテーマとした多彩な作品が並び、次の選考へ進む610点を選んだ。
約2カ月の期間を設け、全国から作品を公募した結果、1206人、2490点の応募があった。
伊那市、高遠町、長谷村からの応募が520点と最多だが、県内を中心に47都道府県すべてから応募があり、米国、英国などからも応募があった。応募者の年齢は、3歳縲・1歳とさまざま。
地域の魅力を的確に表現しているか、さまざまな用途に使用しても印象が変化しないかなどを基準に選考。今回は、完成度の低い作品でも良くなる見込みのある作品は残すなど、可能性のある作品は出来る限り残した。
市章デザインは、最終的に5点になるまで同委員会で絞り込み、正式なデザインは、新市がその中から決定する。委員会の最終結果を、住民に公開するかどうかは検討中。
3回目の選考は1月上旬を予定している。