板山生産森林組合間伐作業終了
30年かけて実施
伊那市高遠町長藤の板山生産森林組合が30年ほどかけて実施してきた32ヘクタールある人工林の間伐作業が、今日、終了しました。 10日は、上伊那森林組合の職員が、アカマツ林で間伐作業を行っていました。 板山生産森林組合は、51haの森林を所有しています。 そのうち、32ヘクタールがアカマツやカラマツの人工林です。 昭和50年代から、組合を組織する集落総出で、下草刈りや間伐などの整備を進めてきました。 残すところ、1.53haとなりましたが、組合の平均年齢が70歳ほどと高齢化が進んだことなどから、今年度は、森林税を財源とする「みんなでささえる里山整備事業」の補助を受けて、上伊那森林組合に事業を委託しました。 森林組合が、6月頃から、間伐し、この日、作業が終了となりました。 人工林は現在、樹齢60年ほどで、組合では木材の需要状況を見ながら、管理していきたいとしています。