赤そばの里オープン 連休中の家族連れなどで賑わう
10月上旬まで楽しめる
高嶺ルビーと呼ばれる赤そばが一面に広がる箕輪町上古田の赤そばの里が、19日オープンし、連休中の家族連れなどで賑わいました。 19日は、オープニングイベントが現地で行われ、花火の合図と共に鳩が放たれた他、地元の太鼓グループ箕輪太鼓ジュニアの演奏で祭りの開始を祝いました。 赤そば「高嶺ルビー」は、宮田村のタカノ株式会社と信州大学が共同で開発したものです。 上古田区では、赤そばを使って地区の活性化につなげていこうと、平成18年に「古田の里赤そばの会」を立ち上げ、今年で10年目になります。 広さ4.2ヘクタールの畑一面に広がる赤そばと南アルプスを眺めることができ、シーズン中は県内外から多くの観光客が訪れます。 今年は先月8日に種を蒔き、現在は五分咲きとなっています。 今年は雨の影響で成長が遅れているということですが、それでも大型連休初日の今日は家族連れやアマチュア写真家が景色を楽しんでいました。 ある会員は、「全国放送のテレビで取り上げられるなど、有名な観光地となりつつある。今後は付加価値をつけて、さらに広域的な観光に繋げていきたい」と話していました。 花の最盛期は、今月末から来月上旬ごろということです。 26日と27日には、赤そば花まつりが上古田公民館で行われる他、来月11日までの期間中は敷地内で打ち立てのそばが味わえます。