信大の最新研究から異業種交流のヒント学ぶ
伊那商工会議所の伊那異業種交流研究会は、25日伊那市のいなっせで公開全体例会を開きました。 信州大学の最新研究を聞き、異業種交流の新たな可能性を探りました。 最初に、電気自動車に使用する次世代電池の材料などを研究している手嶋勝弥工学博士と、国際ファイバー工学研究所の所長で、医療分野に特化した繊維素材など様々な分野でのファイバーの可能性を研究している高寺政行工学博士が講演しました。 手嶋さんは、新時代を拓く環境・エネルギー材料科学をテーマに講演し「今までの研究で培った技術をオンリーワンに極めることで、様々な可能性が無限に広がる」と話していました。 パネルディスカッションでは、異業種交流研究会に3つあるグループの代表が加わり、「最先端領域の活用と異業種交流の可能性」をテーマに意見を交わしました。 会場にはおよそ80人が訪れ、研究機関と地元企業の関わり方などについて耳を傾けていました。