十五夜を前におからこ作り
27日の十五夜を前に、上伊那地域に伝わる十五夜のお供え餅「おからこ」づくりの体験が26日、南箕輪村公民館で行われました。 26日は村内の親子21人が参加しました。 指導したのは、村内の女性農家でつくる南箕輪村輪の会の会員です。 おからこは、もち米とうるち米を合わせて水につけたものを、すり鉢ですって作ります。 十五夜には収穫された野菜と一緒にお供えします。 この時期は収穫で忙しく餅をついている暇がなかったことから生まれた風習だといわれています。 翌日には、野菜と一緒に煮て「おからこ汁」にして味わいます。 26日はおからこを小さく丸めて鍋に入れ、輪の会が育てた野菜と一緒に煮込みました。 出来上がると、手作りのおはぎと一緒に味わいました。 ある小学生は、「初めて作った。家でも作ってみたい」と話していました。