南信工科短大開校前にシンポジウム
元男子バレーボール日本代表監督 植田さんが講演
来年4月の県南信工科短期大学校の開校を前に、ものづくり産業の振興と魅力を発信するシンポジウムが、26日、伊那市のいなっせで開かれました。 シンポジウムは、未来を担う若い世代に科学技術やものづくりについて興味を持ってもらおうと、上下伊那の130以上の企業でつくる南信工科短大振興会が開いたものです。 元男子バレーボール日本代表監督の植田辰哉さんによる特別講演が行われ、結果を出すために大切なことなど自身の経験を交えながら話しをしました。 他に、ロボット技術を用いた電動車いすの制作や、宇宙研究など、南信地域の3つの工業系高校の生徒が研究の成果を発表しました。 このうち箕輪進修高校の生徒は、3Dプリンターを使った立体設計図の制作について話しました。 南信工科短大は、来年4月開校予定で、定員は機械生産と電気制御技術科のそれぞれ20人ずつとなっています。 推薦入学試験は、11月5日から始まります。