マツタケ大豊作 山の手入れ方法学ぶ
伊那市新山のマツタケ博士藤原儀兵衛さんから山の手入れ方法を学ぶマツタケ教室が、29日、開かれました。 藤原さんによると、今年は数十年ぶりの大豊作ということです。 伊那市新山の藤原さんが管理する山です。 斜面にはマツタケが群生していて、マツタケの香りが漂います。 29日は、山の手入れ方法を学ぶマツタケ教室が開かれ、近隣住民などおよそ40人が集まりました。 マツタケで生計をたてて半世紀という藤原さんは、自らの山の一部に人工的な「しろ」をつくっています。 「しろ」は、マツタケの菌糸とアカマツの根が一緒になった固まりです。 教室は、マツタケの生産技術向上と地域活性化を目的に年に2回開かれていますが、シーズン中の開催は初めてです。 参加者は、自分の握りこぶしと比べて大きさを確認したり、写真をとったりしていました。 藤原さんは、「荒れた山を整備してもらいやがては富県の山が大生産地になればうれしい」と話します。