山紫 今年はワンランク上のプレミアムワインを
伊那市が信州大学農学部と連携して開発したやまぶどうワイン「山紫」。 今年は新たに、特別醸造によるワンランク上のプレミアムワインを作ります。 29日は、西春近の城倉友幸さんの20アールの圃場に、伊那ワイン工房代表の村田純さんが訪れ、ぶどうの糖度を図るなど生育状況を確認していました。 市では、平成18年からヤマブドウワインの生産に取り組み、平成26年に初めて販売しました。 去年9月には、市内で初となるワインの醸造施設「伊那ワイン工房」が美篶にオープンし、オール伊那産のワインとして売り出しています。 今年は新たに、醸造の工程を変えたプレミアムワインも販売する計画で、村田さんは「手間暇かけた分コストもかかるが、さらに上質なワインが期待できる」と話します。 収穫は10月上旬から行い、去年より300キロ多い900キロを予定しています。 ワインの完成は、来年6月末から7月上旬になるということです。