伊那市災害危険か所パトロール
台風シーズン 東春近で実施
伊那市は、台風シーズンに備えて、東春近の災害危険か所のパトロールを1日行いました。 この日は、東春近の北の沢、保谷沢川など4つの沢の6か所を見て回りました。 参加したのは、市議会議員、市消防団や警察署、消防署、市の関係者など17人です。 災害危険か所パトロールは、毎年、雨の多くなる梅雨と台風のシーズンを前に、年に2回行っています。 参加者は、市の担当職員から説明を受け、既設のダムに砂がどの程度堆積しているか、崩落があるかなどをチェックしていました。 パトロール後の意見交換で、堰堤などの定期的な点検の必要性が挙げられたということで、東春近でも区長会で現状確認をしていくということです。 長野地方気象台によりますと、急速に発達する低気圧の影響で、2日の明け方にかけて、強い風が吹く見込みです。 また、2日未明から明け方にかけて寒冷前線が長野県を通過するため、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。 南部では2日午前6時までの24時間に予想される降水量は多いところで150ミリとなるとしています。 気象台では、農作物や農業施設への被害の他、低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。